はじめて税理士をお探しの方

今まで税理士と関わられたことがない方のために、一般的な会計事務所が提供しているサービスについて簡単にご説明させて頂きます。

●税務顧問契約

税務顧問とは、税理士と継続した税務サービスを契約するということで、契約している税理士を「顧問税理士」といいます。

定期的に会社の経理状況を把握し、年間を通して会社の税務処理や、代理人として税務署への対応をしたり、優遇税制など専門的な知見からのアドバイスを行ったりします。

クライアントにとって話がしやすい相談相手となり、会計税務処理のことはもちろん、さまざまな経営課題に対し経験やネットワークを駆使して、解決策を一緒に考えるビジネスパートナー契約ともいえます。

税理士と契約する際、申告業務などを単発として「スポット」で依頼する(年一といいます)こともできますが、税務申告以外の会計・税務面のアドバイスや納付期限・書類管理など、定期的かつ継続的なサポートが必要な方には、顧問契約はメリットが大きいと思われます。

●税務代理及び税務書類の作成

税務代理とはクライアントに代理して、確定申告、青色申告の承認申請などの税務を代行する業務です。また税務書類の作成とは、確定申告書、相続税申告書、青色申告承認申請書など、税務署などに提出する主に税金の申告に関する書類(税務書類)を作成する業務です。これらは税理士の独占業務であり、税理士のメイン業務と言えます。

●税務・会計相談

税金に関することを相談したい、税金に関するアドバイスをしてもらいたい、会計に関することで質問がある、という方のためのサービスが税務・会計相談です。税務相談は税理士の独占業務であり、非税理士が行った場合には罰則があります。

●会計顧問契約(記帳指導)

どうやって帳簿をつけたらいいのか分からない、または帳簿を作ったけど不安なので専門家に見てほしいという方にお勧めなのが、会計顧問契約(記帳指導)サービスです。

この契約は、クライアントが作った伝票・帳簿を毎月チェックし、間違いがあればその箇所の修正をお伝えし、きちんとした帳簿をつけることが出来るまで指導させて頂くサービスです。

適正な税務申告には会計も適正である必要があるので、税務顧問契約には記帳指導も含まれているのが通常です。

●年末調整代行業務

年末調整とは、毎月の給与計算では概算で計算されている源泉徴収税額を精算することで、年間の源泉所得税を正しく計算することです。

年末調整で発生した差額は、後日の給与で、源泉所得税を追加徴収又は還付して調整をします。この年末調整の作業を会計事務所がクライアントに代わって行うというサービスが年末調整代行業務です。

●給与計算代行業務

給与計算代行は、毎月の給与計算に必要なタイムカード等の勤怠データから、給与計算を代行するものです。入退社や人事異動などの情報変更、残業代や社会保険料、雇用保険料、所得税、住民税の計算が含まれます。明細の作成や印刷、封入、郵送など、明細発行関連業務も含まれるケースもあります。

●記帳代行

記帳代行とは、帳簿作成業務を代行するサービスのことを指します。記帳代行という言葉については定義が定まっている訳ではなく、提供されているサービスも様々です。そのため、税理士に依頼する際には、どこまで範囲に入っているのかを必ず確認をしてください。

一般的には、クライアントから領収証、通帳のコピー、売上請求書、仕入請求書などの資料を受け取り、経理処理をして試算表を作成するところまでが範囲に入ることが多いのではと思われます。

●税務調査立会

申告書の作成を税理士に依頼していれば、税務調査の通知はまず税理士に対して連絡がきます。このため一般的には、申告書を作成した税理士がそのまま税務調査の立会いを行ってくれるケースが多いと思われます。

税理士が立ち会わなければ、納税者に不利な指摘を受けた際に反論できない可能性もあるため、税務調査の準備において税理士への立会い依頼は必須といえます。

当事務所が行っている業務については「顧問税理士のサービス内容」をご覧下さい。

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